「持続可能な社会の実現に向けた技術開発総合指針(NEDO総合指針)2023」の公開

GXを実現するためには、革新技術が不可欠です。それら革新技術が社会に普及して実用化されるには、その技術の効果とともに経済性が重要となります。

カーボンニュートラルの社会では、どれだけの量のCO2を削減できる可能性があるか(削減ポテンシャル)と、どの程度のコストとなるか(カーボンプライシング)が重要な指標となります。

これらに係る指針として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が「持続可能な社会の実現に向けた技術開発総合指針(NEDO総合指針)2023」を策定したと発表しました(2023年8月22日)。

解説

  • CO2削減ポテンシャル(億tCO2/年)の値そのものよりも、CO2削減ポテンシャルの計算根拠に着目することで、自社のかかる技術や製品の「削減貢献量」等の計算の参考に出来ます。
  • 技術毎のCO2削減コスト(円/tCO2)も解説されているので、カーボンプライシングのトレンドを想定する際にも参考に出来ると考えます。

関連情報

以上(2023/8/26)